日本共産党 仙台市議団ウェブサイト

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東西線建設へ使いきれない予算

(2012年2月議会 ふるくぼ和子議員の代表質疑)

◯ふるくぼ和子議員 新年度予算を見ると、復興の先を見据えた仙台の新たな魅力づくりとして、地下鉄東西線建設に過去最高の三百六十六億円が計上されています。さらに、二〇一一年度からの繰り越しが三百十六億円、前々年度の二〇一〇年度からの繰り越し分が二百二十億円で、合計九百二億円もの額が、新年度、東西線のために充てられることになります。今年度が繰り越しも合わせて八百四十八億円でのスタートでしたから、こちらも過去最高額です。  一方、実際にそのうちどれだけが使われたかというと、二〇一〇年度は百二十一億円、二〇一一年度は三百十二億円だけです。どんなに頑張って工事を行っても限界はあり、新年度についても繰り越し分を使うのが精いっぱいであることははっきりしています。復興を口実にしてやるべきものでもありません。  新年度予算の三百六十六億円をやめれば、市が一般会計から出す出資金と補助金で百六十三億八千万円のお金を別に回せるようになります。高速鉄道基金の積立金三十九億二千万円もやめれば、約二百三億円の財源が生まれます。従来の考え方から全く抜け出せないでいる予算の組み方をやめれば、もっと市民の生活再建のための仕事ができるようになります。そもそも、復興どころか、復旧も救援もままならないというのが市民生活の実感であり、実情です。その復興の先を見据えるのは、もっと落ちついてからの話ではないでしょうか。  ジャイアントパンダについても同様です。私たちのところにも、被災者支援が先ではないかという市民からの声がたくさん届いています。新年度の予算との関係でいえば、まだ来ると決まってもいないのに、コンサルタント費用だけで千五百万円も計上する必要は一切ありません。決まってから組めばいいもので、削除するべきです。  今、市では、説明会など市民と対話する機会あるごとに、震災で財源が厳しい、お金がないとまくら言葉のように繰り返しおっしゃいます。お金がないから、お金のかかることは我慢してと市民には言いながら、巨額の費用を東西線関連には湯水のように投入するというのは、だれが見てもおかしな話です。これらの財源を市民の生活再建に直接役立つ施策に回すことを求めますが、いかがでしょうか。

◯市長 復興を進める中にありましても、都市の活力を維持、向上させ、都市の魅力や若い力があふれる住みよいまちとしていくことが重要でありますことから、仙台経済ステップアッププランや子育て・就労支援プロジェクトを推進してまいることとしたところでございます。御指摘の地下鉄東西線建設やジャイアントパンダ導入につきましても、本市の成長を支える復興まちづくりや交流促進の観点から必要な事業として計上しているところでございます。
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