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【概要】
スポーツ・健康づくりの環境整備と充実を
〇市のスポーツ施設にこどもの一時預かり機能を
〇土俵を整備した相撲場の設置
〇市民がもっと利用できる仙台市アリーナに
〇こどもが気軽に利用できる遊び場、スポーツ環境の整備を
〇ウオーキング・健康情報ポータルサイトの改善
〇障害者スポーツ振興のための設備拡充は急務
〇学区民体育振興会への支援を
◯吉田ごう議員
日本共産党仙台市議団の吉田ごうです。本市のスポーツ行政の充実を求めて一般質問いたします。
スポーツの語源は、運ぶという意味であるラテン語のデポルターレと言われています。近代になり、気晴らしや楽しみといった意味で用いられたことから、スポーツは遊びやレクリエーションの要素を根源に持つ、楽しむ身体活動と定義されています。日本では、明治期に欧米から導入されて以降、体育として行われてきましたが、現在ではスポーツ基本法にもあるとおり、多様な意義を有し、社会に欠かせない存在として認識されています。ユネスコの体育・身体活動・スポーツに関する国際憲章にもあるとおり、誰もが、いつでも、どこでもスポーツに親しめることは万人の権利です。
しかし、放送大学の尾崎正峰氏は、日本のスポーツをめぐる状況を、イベントが多いものの、身近なスポーツ環境が乏しいことから、非日常の過剰と日常の貧困と表現し、自治体の責任と役割発揮の必要性を指摘しています。
本市スポーツ推進計画の中間見直しが来年度に迫る中、市長は市民のスポーツ参加を保障するための環境整備をどのように進めるお考えなのか、伺います。
本市が週一回以上運動やスポーツを行う市民の割合を調査した結果、とりわけ低く回答した世代は、30歳から64歳の男性、また20歳から49歳の女性であり、令和元年度調査によると、メタボリックシンドローム該当率が政令市ワースト2位、市民の3人に1人がメタボやメタボ予備群とのことからも、現役世代や子育て世帯への働きかけは待ったなしです。
東京都大田区のスポーツ施設などを備える区民活動支援施設こらぼ大森では、健康維持を目的として気軽に踊るバレエの体験プログラムに一時保育サービスを付加した、保育つきママのためのバレエサロンを実施しています。
こどもができてからスポーツができなくなったなどの声を受け、親子で参加が当たり前の事業を改め、こどもを預けている間にバレエで運動してリフレッシュし、その後のティータイムで子育ての悩みや不安を語り合う育児講座をセットにしたとのことです。市のスポーツ施設にこどもの一時預かり機能を設けるなど、子育て中の保護者もスポーツに参加できるような仕組みが必要と考えますが、いかがでしょうか。
市教育委員会は、小中学校のプールを段階的に廃止し、水泳の授業を民間のプールなどで行う基本的な方針を示しました。これにより、児童生徒の水泳体験や中学校の水泳部活動を保障することが求められるなど、市が所有するプールの持つ目的や役割は新たな局面に入ると考えます。
多賀城市では、小中学校プールの課題解決も含めて、老朽化した市民プールの建て替えを総合体育館と合築する計画であるスポーツウェルネス施設整備事業を進めています。一方、本市では西公園や泉総合運動場など市民プールを次々と廃止し、建て替えや新たな施設整備は全く行われていません。
公的プールの増設はもちろん、水泳団体や多くの関係者が切実に求め、これまで多くの議員も指摘しているように、50メートルの公認プール整備の本格的検討を始めるべきです。伺います。
また、本市が持つ温水プールは9つの施設全てでプールサイド床を滑りにくい材質へと改修したとのことですが、今泉温水プールは防滑塗料を一部の動線に施工したことにとどまっています。早急な全面的改修を求めますが、いかがでしょうか。
県が所有し、指定管理者として仙台市スポーツ振興事業団が運営する宮城野原総合運動公園内の宮城相撲場が残念ながら廃止となり、解体後の昨年7月に、県は宮城武道館にフェルトでできたシートによる室内土俵セットを配備し、現在に至ります。
私は、昨年に引き続き、沖野市民センター主催の「どすこい!沖野ちゃんこ相撲」に参加しました。若林区は名横綱、谷風の墓が霞目にあり、相撲と縁が深い歴史を持つことから、区内で複数の市民センターでこども相撲が開催されてきました。
コロナ禍により中止が相次いだことから、こども相撲復活へ、おやじの会など地域の方々、高校や大学の相撲部、仙台相撲クラブと連携して昨年から行われています。私も学生力士と一番取りましたが、直接相手とぶつかって力を確かめ合うことから、相手への敬意や感謝を学べるすばらしいスポーツだと改めて魅力を実感しました。
また、政府の訪日外国人旅行者へのアンケートで、日本で経験してみたい見るスポーツに相撲が上位に挙がるなど、武道ツーリズムも注目を集めています。
宮城相撲場の利用が低迷した原因は、屋外で雨天時や冬季に使うことが困難で、また、着替え室など、当然必要な設備がなかったことが挙げられます。
土と俵から成る本物の土俵や各種設備を備えた相撲場を整備し、本市と縁の深い相撲文化の継承を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。
先日、7日にはアイスリンク仙台にて、ジュニアからシニアまで幅広い世代が参加し、練習成果を披露する仙台市長杯フィギュアスケート競技会が開催されました。参加された市長も、改めて本市のアイススケートの振興に向けて決意を新たにされたことと推察します。
昭和59年に市営水の森スケート場が閉鎖してから41年、市民待望の公営スケートリンク誕生となった仙台市アリーナは7月に開館し、9月にはスポーツシンポジウムも開催されました。私もシンポに参加しましたが、そこで寄せられた市民の声は、とても期待していたので一般開放が少なく残念、家族みんなで楽しめるスケート利用を進めてほしい、国際規格のリンクなので大規模大会の開催や誘致をという切実かつ辛辣なものでした。
指定管理者のクロススポーツマーケティング株式会社の計画では、リンク使用は年間165日で、そのうち16日はアイスショー、140日は競技者の練習に、そして一般市民の利用機会は4日を想定しているとのことです。本市が支払う指定管理料は年間3億2000万円、20年間で上限67億円と、大きな公費支出がされるにもかかわらず、一般利用が僅か年4日しかないとのことでは、市民の理解は到底得られるとは思いません。こうした状況を当局はどのように認識しているのか、伺います。
また、市民の声に応えて、一般利用枠を拡大すべきです。いかがでしょうか、伺います。
仙台市アリーナは、フィギュアスケート選手がジャンプやスピン、スピードを上げて滑走するために必要なスケートリンクの国際規格をクリアしているにもかかわらず、フェンスが設置されていないことから、選手の安全確保上、ハイレベルの競技大会を開催することができません。
アイスショーを主目的に整備された施設が理由とのことですが、国際的な競技大会を楽しみにしていた多くの方々の失望を招き、また、各種氷上競技の練習にも不都合で、さらに、一般利用の際、初心者がつかまる手すり代わりになるものがないことなど、多くの問題が発生しています。脱着式のフェンスを指定管理者とも協議し、配備すべきと考えますが、いかがでしょうか。
また、現在は設置されていないサブリンクを設けることで競技大会の開催条件が整備されること、一般利用者の日常的な利用の場となること、さらに、カーリングなどの体験や練習ができる施設ともなり得ることなどの効果が期待されます。サブリンクの設置も必要と考えますが、いかがでしょうか。
大規模競技大会の開催及び市民の日常的な利用環境を保障することで、フィギュアスケートの発祥地にふさわしく、氷上スポーツのメッカを目指すべきです。いかがでしょうか、伺います。
市内には、人類共通の財産であるスポーツについて知り、学ぶことのできる機能を持つ施設が非常に少ないと言わざるを得ません。本市にゆかりのある名選手や市民のスポーツ活動の紹介など、スポーツ文化の発信拠点としての展示スペースを仙台市体育館や市役所本庁舎など、多くの市民が集まる箇所に設置すべきと考えますが、いかがでしょうか。
仙台市ウオーキング・健康情報ポータルサイトのアルークワーク仙台では、市が主催または共催する行事やイベントの情報は多いものの、任意団体など市民が自主的に行う行事のお知らせが少ない状況となっています。市民活動への支援及び幅広い情報提供のために、紹介する対象団体を拡大すべきと考えます。また、現在は行事の開催日時順の表示となっていますが、開催地を5つの区ごとに仕分けして表示するなど、閲覧者にとってより分かりやすいものに改善すべきです。いかがでしょうか。
アクティブシニア・ボランティアポイント制度のポイント付与の対象となる介護・フレイル予防活動は、市が指定する団体によるもの、または市が主催・共催などを行うイベントとなっています。学区民体育振興会や自主的なスポーツ団体及びその団体が行う行事やイベントも対象に追加することで、ポイントを利用する高齢者も介護・フレイル予防活動を提供する団体にもプラスとなるようにすべきと考えますが、いかがでしょうか、伺います。
県教育委員会の運動習慣等調査で、運動・体を動かす遊びを含むスポーツを学校体育の授業以外で一日およそどのくらい行っているかという設問に、ゼロ分と答えた割合が、本市の中学校2年生女子で15.8%に上ったことが明らかとなりました。この状況を踏まえ、仙台大学では中学生及びその保護者を対象にトレーニング・スポーツ教室を川平キャンパスや各中学校で実施しています。私もその指導者の方からお話を伺い、改めてこどもの運動習慣を保障する必要性を実感いたしました。
本市スポーツ推進計画では、こどものスポーツ推進が重点施策として掲げられているものの、その内容はスポーツ体験イベントなどの行事がほとんどです。日常的にこどもがスポーツに親しめる環境整備が早急に必要と考えます。
神戸市では、中高生の居場所であるユースステーションを各区に1か所ずつ設置し、その中にはフットサルコートやダンスの練習室を備えている施設もあります。スポーツ環境も備えた中高生の居場所を早急に全区に整備すべきです。いかがでしょうか。
日常的にこどもたちが遊べ、スポーツに親しむ環境づくりに、鉄道などの高架橋下が注目されています。雨や夏の日差しを気にせず使えることから、各地で活用が広がっています。
本市では、宮沢根白石線連坊小路エリア高架下活用検討協議会が商店街に近いことから、来客用の駐車場やイベントスペースに活用する実証実験やイベント開催に取り組んでおられます。
私もイベントに参加する中で、高架下空間が地域のこどもたちが集まる場となることを実感しました。地域住民との合意形成や高架下の立地状況に応じて安全対策を徹底するなど、課題解決を進めながら、市内各地の高架下空間を遊び場やスポーツを行う場として活用できるか、その可能性について検討し、必要な環境整備を図ることが必要と考えますが、いかがでしょうか。
日本で初開催の東京デフリンピックには本市在住の選手が3人出場され、陸上競技の佐々木琢磨選手は金を含む2つのメダルに輝くなど、大きな希望を市民に届けてくださいました。
デフリンピックやパラリンピックを契機に、競技力向上はもちろん、障害を持つ方々のスポーツ参加を保障するために、さらなる役割の発揮が本市に求められています。特別支援学校の先生からは、生徒が支援学校を卒業した後に運動不足になってしまう場合が多く、障害者スポーツ環境の充実が急務であるとの御意見を伺いました。
県障害者総合体育センターの利用状況を確認したところ、午前、午後、夜間と1日3区分としていた個人使用、貸切り使用の時間帯を申込みが多い土日祝日には四区分に設定し、なるべく多くの方々が利用できるように工夫しているとのことでした。
本市の元気フィールド仙台にある障害者アリーナも、土日祝日が一般の大会で埋まらないように障害者団体確保枠を設けていますが、年間12日程度ということで、安心して使える体育館が必要との声が出ています。障害者アリーナを各区の体育館に設置すべきです。いかがでしょうか、伺います。
障害を持つ方々が障害者アリーナを貸切り全面使用する場合の料金は、平日午後で2750円となっています。一般料金の半額措置が取られているものの、県障害者総合体育センターの場合は200円であり、大きな差があります。障害者アリーナの利用料を引き下げることを求めますが、いかがでしょうか。
私は先日、連坊学区民体育振興会主催でフロアカーリングやラダーゲッターなどのニュースポーツを体験するお楽しみレクリエーション大会に参加しました。プレーするたびに歓声が沸き上がり、世代や体力の違いや障害の有無を超えて楽しめるニュースポーツの魅力を実感しました。ニュースポーツのさらなる普及のために、体振など地域のスポーツ団体がニュースポーツの用具を購入する際に支援する仕組みが必要と考えます。また、将来的には市民センターへの用具配備を目指すべきと考えますが、いかがでしょうか。
本市の学区民体育振興会は、学区民運動会などの各種行事や定期的なスポーツ活動など、地域住民の健康増進や交流促進にかけがえのない役割を果たしておられます。各地の体振では、担い手不足や次世代への継承に困難を抱え、小学校区ごとの設立ができない、役員への過重負担などの課題に悩んでいるとの声が多く寄せられています。本市では、活動費や運動会、イベント開催などへの助成を行っていますが、さらに現場の声に基づいた支援が求められていると考えます。地域の若い世代に体振の活動を紹介するためのパンフレットを作りたいが、自分たちだけでは大変、物価高騰で活動費が足りない、自腹で捻出しているなど、切実な声がたくさん寄せられています。こうしたお悩みや課題を把握することに力を尽くすとともに、解決に向けて共に考えることが求められていると思いますが、いかがでしょうか、伺います。
私は、市民の健康や幸福を実現するまちづくりにスポーツ施策がとても重要な意義を持つと考えます。スポーツがまちづくりのキーワードになり得るとの思いで、るる質問いたしました。
市長に以上の質問にお答えいただくよう求めて、私の第一問といたします。
◯市長(郡和子)
ただいまの吉田ごう議員の御質問にお答えを申し上げます。
市民の皆様方のスポーツ環境の整備についてでございます。
スポーツは、個人の健康の増進はもとより、こどもたちの健全な育成やコミュニティーの活性化に資するとともに、地元プロスポーツチームなどの活躍はまち全体のにぎわいを生み出すことにもつながっているものでございます。
こうしたスポーツの持つ多面的な力を最大限に引き出していくことが今後のまちづくり全体にとっても大変重要でございます。現在、スポーツ推進計画に基づいて様々な取組を進めておりますが、引き続き、市民の誰もがスポーツを気軽に楽しめる環境づくりに力を尽くしてまいりたいと存じます。
◯健康福祉局長(郷湖伸也)
まず、アルークワーク仙台についてお答えをいたします。
アルークワーク仙台は、ウオーキングイベントや健康情報など、市民の皆様が体を動かす機会を提供するサイトで、市民の健康増進に向けては、より幅広い情報を分かりやすくお伝えすることが重要と考えております。
市民団体などが行うイベントは庁内関係課を通じて情報収集を行っておりますが、今後さらに幅広く把握できるよう、庁内への呼びかけを強化してまいります。また、サイトへの掲載に当たっては、イベントを区ごとに表示するなど工夫してまいりたいと存じます。
次に、アクティブシニア・ボランティアポイント制度の付与対象の追加についてでございます。
今年度はモデル事業として、市が指定する団体や地域包括支援センターの主催、共催による活動、イベントなど、実施状況を市が把握できるものに限定したところでございます。次年度以降の実施に向けては、高齢者の健康寿命の延伸に向け、より多くの高齢者や団体が参加しやすくなるよう、市が連携する団体や介護・フレイル予防につながるスポーツイベントなど、対象拡大について検討してまいりたいと考えております。
◯こども若者局長(郷内俊一)
初めに、スポーツ環境も備えた中高生の居場所についてお答えいたします。
中高生が気軽に体を動かすことができる本市所有施設としては、スポーツ施設や市民センターの体育館、ホールにおいて個人での利用ができる日を設けているほか、児童館の遊戯室も活用可能であるとともに、のびすく泉中央の4階プラザではダンス等に利用できる部屋を設け、活用いただいております。
運動のためには一定の広さのある場所の確保が課題となりますが、今後とも中高生が様々な活動を行うことができる居場所づくりについて検討してまいります。
次に、高架下空間の遊び場などの活用についてお答えいたします。
市内各地の高架下につきましては、町内会の集会所や駐車場など、様々な活用がなされていると承知しており、今後整備する西公園屋内遊び場におきましても、整備予定地に隣接する地下鉄東西線高架下プロムナードとの連携について検討しているところでございます。
高架下をこどもの遊び場などとして活用する上では、土地の管理者との調整や地域の御意向、安全面の確保など、様々な対応が必要であり、今後候補となる場所等がある場合には、個々の状況に応じて必要な対応について検討してまいります。
◯文化観光局長(岩城利宏)
初めに、子育て中の保護者のスポーツ参加についてお答えいたします。
本市ではこれまでも、市内の様々な会場で親子が気軽に参加できるスポーツ教室を開催しており、こどもの一時預かりにつきましても、本市主催のスポーツイベントの一部において実施いたしました。
子育て世代のスポーツ参加をさらに促していくことは重要と考えておりまして、スポーツ施設の利用者の御意見もお聞きしながら、一時預かり機能も含め、効果的な方策を検討してまいります。
次に、50メートル公認プールの整備等についてでございます。
公認プールの整備に向けては、用地の確保や建設費などの課題もございますが、関係する皆様の要望も踏まえ、引き続き整備の在り方について幅広く検討してまいりたいと存じます。
また、今泉温水プールのプールサイドの床の改修につきましては、今後、大規模改修等に合わせ実施を検討してまいりますが、日々の運営管理の中で利用者の安全確保にも十分留意してまいります。
次に、相撲場の整備についてでございます。
宮城県が宮城野原公園に設置していた相撲場については、老朽化や利用者数の減少を受け、廃止されたものと承知しております。県では新たな相撲場を仙台市外に整備する方針であると伺っており、相撲を気軽に楽しめる環境は、相撲文化の振興はもとより、インバウンド向けのコンテンツになり得るものと考えておりますことから、そうした施設との連携につきまして、県とも意見交換をしてまいりたいと存じます。
次に、仙台市アリーナの一般利用についてでございます。本施設は、フィギュアスケートの競技者の練習環境の改善に加え、アイスショーや大会なども開催可能な環境を整えることを目的に設置したものであり、市民の皆様の一般利用につきましては、泉区にあるアイスリンク仙台に中心的役割を担っていただくこととしております。一般利用枠の拡大につきましては、アイスリンク仙台との共存や貸靴の準備など課題もございますが、市民ニーズも踏まえながら、指定管理者と協議をしていくとともに、例えばこどもたち向けの教室などの利用拡大も検討してまいりたいと存じます。
次に、仙台市アリーナへの脱着式フェンス及びサブリンクの設置でございます。本施設は、アリーナ及びスケートリンクの機能を併せ持つものであり、常設のフェンスがない施設となっております。
今後、本市としてもフィギュアスケートの競技大会を誘致したいと考えておりまして、脱着式のフェンスを含め、必要となる設備につきまして調査、検討を進めているところでございます。サブリンクにつきましては、整備場所の確保など課題が多いものと認識しておりまして、まずは現行施設の有効活用と利用者のニーズに沿った運用面での工夫を図ってまいります。
次に、スポーツ文化の発信拠点としての展示スペースでございます。
本市ゆかりの選手の活躍などの情報を発信していきますことは、市民の皆様の誇りとなり、次世代の競技者育成にもつながるなど、本市のスポーツ振興にも寄与するものと認識しております。
これまでも仙台市体育館などのスポーツ施設や市役所本庁舎などに展示スペースを設け、発信をしておりましたが、引き続き効果的な情報発信を行ってまいりたいと存じます。
次に、各体育館への障害者アリーナの整備及び利用料金でございます。
宮城野体育館の障害者アリーナにつきましては、障害者団体の優先利用枠が十分活用されていない状況にございますことから、まずはその利用促進に向けまして周知を強化してまいります。
また、本市のスポーツ施設では、障害者アリーナも含め、全市一律で障害者団体の練習利用時は半額減免としており、引き続きこの運用を継続しつつ、障害者の方が快適に利用できる環境づくりに努めてまいります。
次に、地域スポーツ団体へのニュースポーツ用具購入に係る支援でございます。
誰でも気軽に楽しめるニュースポーツには様々な種目がございますが、本市の活動助成制度により、各地域の学区民体育振興会等のニーズに応じ、用具購入等も支援しているところでございます。また、青葉体育館をはじめ、各区の拠点施設におきまして用具の貸出しも行っているところでございまして、利用促進に向けまして周知広報を図ってまいります。
最後に、学区民体育振興会への支援でございます。
いわゆる学区体振は、地域住民の運動機会の確保や健康増進に大きな役割を果たしていただいておりますが、担い手不足などの課題を抱えている団体もあると承知しております。
地域によっては、スポーツ施設や他の地域団体との連携などにより、こうした課題に対応しながら活動している団体もございまして、学区体振の方々を対象に優良事例の紹介や担い手育成に関する研修の開催も予定しております。引き続き学区体振の活動がコミュニティーの活性化につながるよう、地域の皆様と共に連携して取り組んでまいります。
◯吉田ごう議員
御答弁ありがとうございました。
私から3点、再質問をさせていただきたいと思います。
まず、仙台市アリーナの一般利用枠についてであります。
アイスリンク仙台とのすみ分け、また、市民ニーズがあることから指定管理者との協議、こどもたちのイベントを開いていくというお話だったかと思います。今後、市民利用機会を増やしていくとの理解を私はしましたけれども、よろしいでしょうか。確認をしたいと思います。
私は少なくとも、市民の皆さんの声を受けますと、月に一回程度は一般市民の利用枠を設けるべきだと考えています。そして、そのために市が主体的に役割を発揮してクロススポーツマーケティング社とも協議を行い、できるだけ早い段階で年間の一般利用ができる日程を提示すべきだと思います。市民の方々から寄せられる、スケートが気軽にできる仙台市アリーナにしてほしいと、その思いに応えてぜひ御当局に頑張っていただきたいと思いますけれども、再度伺いたいと思います。
次に、相撲場の整備についてであります。本市としてはなかなか困難なのか、市外に県が整備するなどの答弁がありました。それで、私、本市を中心に活動する仙台相撲クラブの方からお話を聞きました。わんぱく相撲全国大会、また全日本小学生相撲選手権大会などで活躍をしている少年力士も在籍しているクラブです。宮城相撲場が残念ながら廃止されたこともありまして、遠くは小牛田農林高校や宮城県農業高校、さらに蔵王町の宮小学校にまで遠征して出稽古をされているとのことです。
遠いことももちろんですけれども、どれもが学校の施設、教育機関でありますので、借りられる時間帯が限られていることから、仙台相撲クラブのインスタグラムでは、仙台にみんなが使える土俵はありません、みんなが使える土俵があってもいいのかなと思います、限られた人だけがやる相撲じゃなく、誰もが相撲ができる環境をつくることがこれからの課題かなと思いますという切実な訴えを「#室内土俵を作るプロジェクト」をつけてお知らせをしている状況です。
相撲場廃止に関して、県に寄せられた御意見を見ました。
人口の多い仙台市に相撲場があるからこそ、相撲競技に出会うことができる。そのこどもたちがいるのでぜひとも存続をしてほしい。また、仙台市内に土俵や活動できる環境が残るような配慮をしてほしい。市民の方からだと思うんですね。本市内に相撲場設置を求める切実な声が上がっております。その声に応えて、本市が主体的な役割を発揮して、相撲場を今こそ整備するべきだと考えて、再度伺いたいと思います。
最後に、50メートル公式プールについてであります。
幅広く検討していきたいという御答弁がありました。幅広くということでありますが、今までも中長期的に検討するとか、意義を認識しているので検討するなど、いろんな表現が使われてきたんですね。その都度、検討したいという答弁が繰り返されてきたんですよ。長年検討するとしてきたものの、具体的な動きが率直に言って全く見えません。音楽ホール複合施設にはすさまじい税金投入の計画が進められている一方で、本市に50メートルプールが1つもありません。その一つもないプールをなぜ検討すると長年言ってきて、前に進めようとしないのか。これは非常に疑問であります。今こそ具体的に進めるべきだと考えますが、再度お答えいただきたいと思います。
◯文化観光局長(岩城利宏)
ただいま3点の御質問、再質問を頂戴いたしました。
まず、一点目の仙台市アリーナの一般利用でございますけれども、この一般利用につきましては、アイスリンク仙台との共存とか貸靴の準備とか課題もございます。
市民ニーズも踏まえながらということでございますけれども、指定管理者とも協議をしていくということでございまして、例えばでございますが、先ほど申し上げましたとおり、市の事業としてこどもたち向けの教室などでの利用拡大、こうしたものも検討してまいりたいと考えてございます。
それから、2点目の相撲場の件でございます。県では仙台市外に新たな相撲場を整備する方針も伺ってございまして、そうした施設の連携につきまして、県とも意見交換をしてまいりたいと考えてございます。
それから、最後に50メートル公認プールの整備等でございますけれども、確かに整備や運営に係る課題、用地の確保も含めまして、そういった課題もあるということでございますが、関係する皆様の要望を踏まえて考えていく必要あるだろうと思っておりまして、その整備の在り方、民間活用の導入可能性もあるかと思いますけれども、こうした整備の在り方につきまして、さらに検討を深めてまいりたいと考えてございます。








