(2019年第4回定例会 高見のり子議員の代表質疑から)
○高見のり子議員 介護の現場では介護職員の不足が深刻です。
介護労働者の平均賃金は全産業平均を月10万円も下回っています。こうした異常な低賃金と長時間・過密労働のまん延で、深刻な人手不足におちいり、それが、制度の基盤を脅かす重大事態となっているのです。特養ホームなど施設介護の現場では、「ベッドは空いているのに、人手が足りないために、入所者を受け入れられない」という状況が深刻化しています。労働条件の抜本的改善、担い手の育成・確保が不可欠です。保育士の処遇改善の支援制度を介護職員にも広げるべきです。伺います。