(2015年2月議会 花木則彰議員の代表質疑)
◯花木則彰議員 学びの環境の充実のために、35人学級の実現も急がれます。学級編成などの権限が2017年度には政令市に委譲されるのですから、前倒しして具体化すべきです。また、地域の拠点として学校は大変重要な存在です。「地方創生」と言いながら、国が小規模校の統廃合基準を示すなど、学校をはじめとする生活機能を集約するという安倍内閣の政策に断固反対していくことが大切です。
廃校が提案されている東六郷小学校は、津波浸水区域ですが現地再建地域の小学校です。元の地域に戻ろうと努力されている被災者が、コミュニティーを再生していく上で、地元小学校は核となる施設です。小規模校への支援のモデルとなるような、教員配置をはじめとした支援の努力をしてこそ「未来につなぐ復興」と言えるのではないでしょうか。市長に伺います。
◯教育長 東六郷小学校の統合についてでございます。
東六郷小学校の現在の児童数は20名であり、今後も更に減少していくことが見込まれます。
そのため、児童の望ましい教育環境を確保する観点から、隣接する六郷小学校との統合について、保護者や地域関係者の皆様と協議を進めてきたところでございまして、平成29年4月に統合することでご理解をいただいたものでございます。
今後、統合準備委員会を設置し、関係する方々のご意見を丁寧に伺いながら、統合に向けた準備や課題整理などを進めてまいりたいと考えております。