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動物公園駅に20億円かけて過大な駐車場を建設

(2012年12月議会 すげの直子議員の代表質疑)

○すげの直子議員 第百八十七号議案工事請負契約の締結に関する件は、(仮称)動物公園駅に地下二階、地上五階建て、駐車台数五百十九台の駐車場建設を行うものです。二十億円の工事費のうち、半分は国からの財源で、残りは高速鉄道建設基金と市債を充当するとしています。  南北線のパークアンドライドの利用は、泉中央駅では二百二台、昨年度の一日平均の乗車人数は約二万一千人です。乗車人数が約一万人の長町南駅では、百五十台の駐車場に対して、パークアンドライド利用台数は九十一台にとどまっています。  (仮称)動物公園駅の乗車予測は、再評価で八千十九人に下がりました。この駅に、今すぐに五百台を超える駐車場が必要とはとても思えません。そもそも、この台数は最初の乗車予測から算出したものであり、再評価に合わせて修正されるのが当然です。  当局からパークアンドライドの利用予測をいただきましたが、名取、村田、川崎町からの利用者だけで二百五十台以上になるという、あり得ない予測です。こんな過大な駐車場建設は見直すべきではないでしょうか、伺います。  補正予算で提案されている(仮称)国際センター駅周辺地区にコンベンション施設整備のための設計費や債務負担行為の設定も、高速鉄道建設基金を使うことになっています。  私は、二年前の代表質疑で、財政計画を持たない基本計画を批判しました。そして、その中の一つである(仮称)国際センター駅周辺整備について、一体どれだけ投資するつもりなのか明らかにすべきであり、莫大な税金投入はやめるべきと求めました。しかし当局は、財政的な裏づけを一切明らかにしませんでした。その後、震災もあり、ことし一月に出された最終取りまとめでは、仙商跡地に民間活力を生かした整備、運営を基本とするという方向性が出されていたものです。ところが、採算が合わないと誰も名乗りを上げませんでした。  それを今度は、一転、スポーツセンター跡地に変更して、市が十数億円の市民の税金でコンベンション施設を整備すると勝手に計画変更しました。結局、財政計画を持たないことが、こういういいかげんな税金の使い方につながっています。  民間ですらやれないと判断したことを、あえて市がする理由はありません。こうしたことよりも、今、不安を抱えている市民のためにこそ使うべきではないでしょうか。お答えください。  こうした軽々しい税金の使い方は奥山市長の悪い特徴であり、改めるべきです。

◯建設局長 私からは、(仮称)動物公園駅パークアンドライド駐車場についての御質問にお答えいたします。  (仮称)動物公園駅は、西の基点駅として、当駅を中心とした便利で移動しやすい交通環境を形成することとしており、川内旗立線や郡山折立線などの駅結節点の道路の整備も着実に進めているところでございます。  今後の交通環境の形成に当たり、パークアンドライド駐車場の果たす役割は非常に大きいものと認識しており、着実に整備を行うとともに、有効な活用が図られるよう、取り組んでまいる所存でございます。

◯総務企画局長 初めに、(仮称)国際センター駅周辺地区コンベンション施設整備についてでございます。  震災後、回復の進まない交流人口を拡大いたしますとともに、東西線沿線の活性化という喫緊の課題に的確に対応してまいりますためには、この地域のコンベンション機能をさらに高めていくことが必要不可欠であり、このような認識のもと、今回、設計費などに係る補正予算案をお諮りしているものでございます。  当初、民設民営の可能性を模索してまいりましたが、ヒアリングなどの調査を重ねる中、運営補助金などによる赤字補填が必要との認識が示された一方、運営面への事業参画には複数の事業者より大変積極的な意向が示され、民間活力の活用が十分に可能との判断から、公設民営方式を採用することとしたものであります。  もとより、この施設は本市の交流人口拡大に向けまして必要な施設であり、今後、適切に事業を推進してまいる所存でございます。
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