日本共産党 仙台市議団ウェブサイト

日本共産党仙台市議団と各議員の政策・活動を紹介しています。

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吉田ごう
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高村直也
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花木則彰
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すげの直子
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大震災を経験したとは思えない過大な投資

(2014年2月議会 ふなやま由美議員の代表質疑)

○ふなやま由美議員 今議会には十八億二千万円もの新展示場建設予算が計上されています。青葉山公園整備、仙台商業高等学校の跡地利活用の推進費用、地下鉄東西線国際センター駅周辺整備などを加えれば、何と六十一億円余りもかけて市が直接整備します。とても三年前に未曽有の大震災を経験したまちとは思えないお金の使い方です。こんな過大な投資はやめるべきです。いかがでしょうか。
世界の人々は、被災地の実相から学び、教訓を生かそうと、仙台や東北の地を訪れます。誰も、立派な箱物で飾った街並みを期待して来るわけではありません。会議開催の費用負担についても、国や国連に配慮を求めるべきです。いかがでしょうか、伺います。
仙台経済デザインでは、九つの戦略と四つの数値目標を掲げています。都市間競争にいかに勝ち抜くかをあおる国の経済成長路線に乗ったメニューが並んでいます。サービス業主体の仙台市が発展していく鍵は、地域で消費をふやし、地域内循環をいかに実現できるかが大事です。観光資源を磨いて交流人口を拡大する努力は必要な視点ですが、この点でも身の丈に合ったやり方、仙台らしさを追求すべきです。福岡市や京都市、沖縄などの都市でMISE推進を展開していますが、コンベンション開催を他都市と競い合うようなやり方を目指しても、もともと都市の成り立ちや地理的条件、文化や資源に違いがあるのですから、同じやり方は通用しません。
経済の地域内循環を行うためには、市民の購買力や担税力を高めるために、安定した雇用と賃金の保障を行い、地域を支える中小零細企業が元気になることが欠かせません。仙台経済デザインに係る新年度予算百六十四億円余のうち、チャレンジ中小企業には三十四億円を計上していますが、そのうち約三十一億円は緊急雇用制度によるものです。実質的な中小企業支援への予算は余りにも少な過ぎます。予算を抜本的にふやすべきです。いかがでしょうか。

○市長 新年度予算におきましては、仙台経済成長デザインによる地域経済の活性化や保育総量確保へ向けての取り組み、さらには東西線を基軸としたまちづくりなど、仙台の魅力と活力をさらに高め、本市の未来を支える施策についても重点的に予算を配分したものでございます。
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