日本共産党 仙台市議団ウェブサイト

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米軍オスプレイの震災対処訓練参加をやめさせよ

(2014年9月議会 嵯峨サダ子議員の代表質疑)

◯嵯峨サダ子議員 十一月に自衛隊が計画する震災対処訓練、みちのくALERTに米海兵隊垂直離着陸機MV22オスプレイが参加する問題について伺います。  十一月六日から九日の四日間、自衛隊の苦竹仙台駐屯地を本部にして、震災対処訓練が東北六県で行われます。地方自治体等にも参加を求めて開催されます。米軍やオーストラリア軍も参加し、オスプレイも使用されます。震災対処に名をかりた事実上の軍事訓練です。防災訓練と称して、墜落事故が多発する危険な欠陥機オスプレイを飛ばすことは許せません。  計画では、霞目飛行場を拠点に、気仙沼大島に物資輸送や患者輸送が行われる予定です。離発着する霞目飛行場は、住宅地と近接しています。飛行場から三百メートル以内に遠見塚小学校、沖野小学校、若林障害者福祉センターがあります。五百メートル以内には南小泉保育所や遠見塚児童館、沖野小学校、沖野市民センター等、公共施設が十カ所あります。沖縄の普天間基地と同じ状況です。  オスプレイの飛行は、離発着する霞目飛行場だけではなく、飛行ルート周辺の住民も危険にさらされることになります。仙台市として、市民の安全を守る立場から、オスプレイを使用したこのような訓練をやめるよう政府に対し申し入れるべきですが、いかがでしょうか。

◯危機管理監 震災対処訓練みちのくALERT二〇一四についてでございます。  みちのくALERT二〇一四は、自衛隊の震災対処能力の向上と関係機関との連携の確認を目的として行われるもので、国の地方機関や関係自治体等も参加して行われる大規模な震災対処訓練でございます。  東日本大震災での教訓を踏まえますと、災害時における市民の安全・安心を確保するためには、平時から、さまざまな防災訓練を通じ、関係機関との連携を確認しておくことが重要であると考えております。  なお、訓練へのオスプレイの参加につきましては、現在のところ調整中と伺っておりますが、参加する場合には、国におきまして、万全な安全対策に加え、十分な情報提供と説明がなされるよう要望してまいりたいと考えております。

 
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