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吉田ごう
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花木則彰
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すげの直子
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地域交通支援事業の積極的活用を

(2020年2月議会 高見のり子議員の一般質問)

〇高見のり子議員 高齢者が元気に暮らすために公共交通施策の充実は欠かせません。敬老乗車証制度の拡充、公営バスと生活交通の充実が求められています。
市は2018年度より地域公共交通の充実を目指して「みんなでつくろう地域交通スタート支援事業」を創設し支援事業の第1弾として燕沢地区で「のりあい・つばめ」の試験運行を行ってきました。今年の3月で3回目の試験運行を終え、4月からはいよいよ本格運行に向けて1年間の実証運行が始まります。先日、のりあいつばめの調査のため乗車したところ地域のみなさんの喜びの声をたくさん伺いました。「病院に行くのに利用している」「バスがなくなったらこまるので一生懸命利用している」など自分たちのバスという思いが伝わってきました。車内はあいさつが飛び交い地域の交流の場になっていることもわかりました。みんなで育てる「のりあいつばめ」は地域に無くてはならない生活交通になっています。
のりあいつばめは連合町内会、社協、地域包括支援センターはもちろん、地域の病院や商店が協賛し協力をしていただいていることが大きな支えになっています。
市は新年度、このスタート支援事業をさらに発展させるため「みんなで育てる地域交通乗り乗り事業」へと改めます。新たな制度では、運行経費の補助率を大幅に引き上げるとともに、本格運行経費の補助を新設し、加えて高齢者と障害者に対して運賃補助分を市が負担をするというものです。
燕沢地区の「のりあいつばめ」を進めてきた地元の検討会のみなさんにとっては大きな希望になっています。
これまでスタート支援事業を活用したのは燕沢地区だけでした。
地域公共交通の充実は様々な地域で求められています。これまで、なかなかチャレンジできなかった地域がこの「乗り乗り事業」を活用できるように柔軟な取り組みで事例をつみあげていくことを求めますがいかがですか。

のりあいつばめの事例でも市の公共交通推進課や区役所が一緒に取り組んでいるからこそ成功していると感じています。職員とコンサルのみなさんの努力に敬意を表します。これから乗り乗り事業を進める際に「住民のみなさまが中心」としていますが、地域の責任だけに押しつけないことが大事です。認識を伺います。あわせて、取り組みを支える職員体制の強化を求めますがいかがでしょうか。
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