(2020年2月議会 高見のり子議員の一般質問)
〇高見のり子議員 高齢者肺炎球菌予防接種は予防接種法に基づく定期接種として、2014年10月から開始されています。肺炎はがん、心疾患に次いで日本人の死因の第3位で、肺炎で亡くなる方は年間12万人に達しています。そのうち96%が65才以上の高齢者です。肺炎を起こす原因菌で最も多いのが肺炎球菌です。
2023年3月以降は助成を受けられるのが65才のみで、そのチャンスを逃すと定期接種は受けられなくなり自費となります。定期接種は5,000円ですが自費での接種は1万円を超えて大変な負担になります。
今年、65才の方で定期接種を受けた方は2019年12月現在で23.6%ですから、4人に一人しか受けていません。まだまだ、肺炎球菌ワクチンについては知られていないことも考えられます。
65才過ぎればいつでも定期接種が受けられるよう国に求めると同時に、接種のお知らせは受診券のような形にして、わかりやすいものにして、接種率を高めるようすべきです。いかがでしょうか。